夜、ジャムを煮る

夜になるとジャムを煮る日々が続いています。

少し前までは、梅のジャムを煮ていました。梅の木から落ちた熟した実を拾い集め、果肉を砂糖で煮詰めます。砂糖は、カフェ・ドゥ・ジャルダンの村山シェフおすすめの種子島産の洗双糖を使用。隠し味として自家製の梅酒を少し加えます。台所に甘酸っぱい香りが充満し、うっとり。

 

梅の季節が終わり、今は、もっぱら自家栽培のルバーブを煮ています。時折、ラズベリーも加えて変化をつけたりします。

 

夜中にジャムを煮ている時間は、至福の時かもしれません。

家人からは「逃避」と言われています。きっとそうでしょう。でも、何からの逃避? 現実からの逃避? いずれにしても、自分自身から逃避することは叶いませんね。

 

増えていくジャムの瓶を並べて、ウォーホルみたいだ、なんてね。