「山バスク」のシャンブル・ドット

バスクの旅、次は「山バスク」へと向かいました。

 

ピレネー山脈のふもとに点在する小さな村々、「フランスのもっとも美しい村」と認定されているサール、エノア(アイノア)、そしてトウガラシ(ピマン)村として知られるエスプレット、黒サクランボの産地のイッツアスなどをのんびりと巡りました。

 

サールの村を少し外れたところにあるオラビデアというシャンブル・ドット(B&B)に泊まりました。16世紀の屋敷を改装した宿で、素晴らしかったです。部屋はたった5室だけです。そして、宿代は安い!

 

次第に暮れてゆく遠くの山や森を眺めながら、テラスでの夕食。

自家農園の野菜を使った料理は、とても美味しく、実に贅沢な気分を味わいました。

 

 朝、目がさめて、窓から外を眺めると、あたり一面霧がたちこめ、

二頭の馬が草を食んでいました。幻想的な風景でした。

 

オーナー家族の一人、宿を切り盛りしているジャンさんは、とても親切で、

気持ちの良い方でした。

なんと、私たちが興味をもった、宿で使っていた小さなかごを

記念にどうぞとプレゼントしてくれました。

栗の木で作った手作りのかごは、バスク(多分、スペイン側)の特産品だと思います。