THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013

秋晴れの休日、神宮外苑の藝術学舎というところに行ってきました。

そこで開催されている THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 を見に行ったのです。

この藝術学舎というのは、京都造形芸術大学と東北芸術工科大学が共同で企画、プロデュースする新型アートカレッジだそうです。面白いことをやっているところです。

 

アートブックフェアとはいっても、デザイン系にかなり傾いている印象はありましたが、とにかく若い人たちでぎわっていました。

自費出版的な活動をしている人たちがユニークな本づくりをしているのに感心しました。

また、プリンターセクションでは、紙・印刷加工・製本などにこだわりを

もって携わっている出展者が集まっていて、大変興味深かったです。

タムラ堂で今企画中の本のことを考える上で、いろいろと

参考になることも多く、また、刺激をたくさん受けました。

 

会場で、写真家の中里和人さんや、パンラボの池田さんにばったり会って

びっくりしました。また、シンガポールの LA LIBERIA のブースでは、

『夜の木』の原書など tara books の絵本が並べてあったのにもびっくり。

これは友人の松原秀行氏が教えてくれました。

 

なんだか、文化祭みたいなノリのイベントでしたが、

若い人たちの「ものとしての本」に対する熱い想いを感じることができました。

外苑近辺では、別の若い人たち(女性ばかりですが)の熱気も

渦巻いていました。「アラフェス」に向かう「嵐」のファンの人たちでした。