「夜の木」2刷の表紙、決まりました。

「夜の木」、品切れでご迷惑をおかけしています。

先日来お知らせしておりますが、現在、重版の手配をしております。

なにしろインドでの製作で、しかも紙を漉く作業から始めますので

時間がかかります。今の予定では、来年2013年の3月には出荷できそうです。

そこで、表紙です。

初版の表紙は「ドゥーマルの木」でしたが、2刷の表紙は「リスの夢」に決まりました。

 

リスが木のうえにたたずんで、リス以外のものになれたら、なんて素敵なんだろうと夢みていた。木がいいかな…。

 

リスがほんとうになりたいものは何でしょうか。

この暗示に富んだ新しい表紙も魅力的だと思います。

実物が届くのまでには少し時間がかかりますが、辛抱強くお待ちいただければ幸いです。

 

 

 

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コメント: 3
  • #1

    原 直 (火曜日, 11 12月 2012 16:33)

    大変御無沙汰しております。精興社の原です。田村さんの記事を新文化で見ました。本作りに御活躍されているようで、なつかしくまた、どんな本なのかなと興味を持ちました。機会が有りましたらお伺いし見せて頂ければと思っております。興味本位の話しだけで申し訳ないのですが、是非よろしくお願いします。

  • #2

    珈琲と絵本好き (木曜日, 27 12月 2012 20:11)

    36年生きて来て、こんなにも衝撃を受けた絵本は他にありませんでした。書籍の電子化が進んでいるこの時代に、木から出来た紙の温もりを感じられる大切な絵本です。私は渋谷のブックファーストで、たまたま買うことができましたが、より多くの人に、特に子供たちに目にしてもらいたい一冊です。

  • #3

    第2刷届きました (木曜日, 28 3月 2013 10:22)

    第2刷を注文したものです。先日手元に届きました。ありがとうございます。
    本そのものが美術品のようで読むたびにため息が出ます。このような素晴らしいものは長く読み継がせたいものです。
    これからの課題ということで1つお願いがあります。無理なお願いではありませんので聞き流していただいて結構です。
    是非にこの本に見合う外箱を作ってほしいです。
    外箱があれば長く保管もしやすいですし、『名刀は鞘に入ってるもの』という言葉もあるくらいですので、この本に見合う外箱があれば品としてより輝くと思います。